埋没してるFTM

性同一性障害とか、おなべとか、世間ではそう言うみたいです。世間に隠れたぼくの話。

FTMが男湯に入るはなし。

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ぼくは温泉がだいすきです。
気持ちいいですからね。

友だちと行くことも、ひとりで行くことも多々あり。

でも胸オペをしてすぐのころは、やっぱり勇気がいりました。

温泉に入ってみたいけど勇気がない。 そんなFTMくんたちのためにに温泉レポートをしますね。

まずは脱衣所

ふりふり歩いたおじちゃんたちがたくさんいて圧倒されます。
なんだかだらんとしてるな!あんなものなのか?
なんてジロジロみちゃったりして。

自分はというと勢いに任せてさっと脱いじゃいましょう。
ズボンとパンツを一緒に脱いじゃうくらいの勢い。
そしてタオル を下にさっと当てて、スタスタ入っていきます。

いざ浴場へ

浴場が湯気で曇っているようなところだとらっきーですね。
ぼくはあえてタオルを外すこともあります。

前を隠してる人って少なくて、逆に目立ってしまうので。

隠すにしても、そうじゃなくても、常に堂々としていることが大事です。
思ってるより自分に興味のある人なんかいません。

お風呂のマナー

  • 湯船に入る前に体を洗う。(もしくは掛け湯をあびる)
  • 湯船にタオルを入れない。

人が不快になるようなことをしなければ、堂々としてていいんですから。

男だっていろいろいるのよ

前をタオルで隠す人は少ないと書きましたが、もちろん隠している人だっています。
ついているものが小さい人だって、大きい人だっています。
体格も様々。当たり前じゃないですか。

だからぼくたちだって堂々としてていいんです。

さいごに

戸籍変更をしたFTMくんたち、
ぼくは温泉に行くことをとてもおすすめします。

友だちと入れば距離が近くなれるし
ひとりで入れば勇気がつく。
そしてなにより、あんなに気持ちいい体験ができないのは残念。

だから温泉に行こう。

実はぼくは戸籍変更が済む前から男湯に入っています。
でもそれってよくないことですよね。 周りのお客さんからすると驚かれちゃうような。(まあ気付かれないんですけど。)
だから挑戦するのは戸籍変更してからがいいかもな。

ほんとは紙切れ一枚で対応が変わる世間にがつんと言いたいところなんだけど、今日のところは許してやりましょう。
温泉の気持ち良さに免じて。

それではたのしい温泉ライフを。